Baker, S. G., P. D. Mayhew, and S. J. Mehler.
"Choledochotomy and primary repair of extrahepatic biliary duct rupture in seven dogs and two cats."
Journal of Small Animal Practice 52.1 (2011): 32-37.
PubMedリンク PMID:21143234
本文:無料公開なし
タイトル:7頭の犬と2頭の猫における総胆管切開術と肝外胆管破裂の一次修復
==アブストラクト===
目的:総胆管切開術または肝外胆管破裂の一時修復を行った犬と猫における臨床所見と転帰を報告すること。
方法:総胆管切開または胆管の一次修復を行った犬(n=7)と猫(n=2)の回顧的研究。
結果: 肝外胆管閉塞はすべての症例で手術時に確認された。4頭の犬と2頭の猫の根底の原因は総胆管結石であり、2頭の犬で胆管破裂を伴う胆嚢粘液嚢腫があり、1頭では胆嚢に続発した胆管破裂を伴う濃縮した胆汁粘液の閉塞であった。3頭の犬と2頭の猫で総胆管切開を行い、肝外胆管閉塞を解除し、胆管破裂のある4頭の犬では欠損部の一次修復を行った。胆管破裂のある1頭の犬は術後4日で再探索が行われ修復部の離開があり、これを再び修復した。すべての動物は退院し、 肝外胆管閉塞の臨床的な再発はなかった。
臨床的意義: 総胆管切開と肝外胆管破裂の一次修復は、この研究の小さな集団においては周術期の罹患率の低さと死亡率ゼロと関連した。これらの手技は、胆管の開通性をカテーテル挿入によって再確立てきないもしくは胆管の不連続生が存在する場合に、単独もしくは他の手技と組み合わせ、合理的な選択肢となる。
"Choledochotomy and primary repair of extrahepatic biliary duct rupture in seven dogs and two cats."
Journal of Small Animal Practice 52.1 (2011): 32-37.
PubMedリンク PMID:21143234
本文:無料公開なし
タイトル:7頭の犬と2頭の猫における総胆管切開術と肝外胆管破裂の一次修復
==アブストラクト===
目的:総胆管切開術または肝外胆管破裂の一時修復を行った犬と猫における臨床所見と転帰を報告すること。
方法:総胆管切開または胆管の一次修復を行った犬(n=7)と猫(n=2)の回顧的研究。
結果: 肝外胆管閉塞はすべての症例で手術時に確認された。4頭の犬と2頭の猫の根底の原因は総胆管結石であり、2頭の犬で胆管破裂を伴う胆嚢粘液嚢腫があり、1頭では胆嚢に続発した胆管破裂を伴う濃縮した胆汁粘液の閉塞であった。3頭の犬と2頭の猫で総胆管切開を行い、肝外胆管閉塞を解除し、胆管破裂のある4頭の犬では欠損部の一次修復を行った。胆管破裂のある1頭の犬は術後4日で再探索が行われ修復部の離開があり、これを再び修復した。すべての動物は退院し、 肝外胆管閉塞の臨床的な再発はなかった。
臨床的意義: 総胆管切開と肝外胆管破裂の一次修復は、この研究の小さな集団においては周術期の罹患率の低さと死亡率ゼロと関連した。これらの手技は、胆管の開通性をカテーテル挿入によって再確立てきないもしくは胆管の不連続生が存在する場合に、単独もしくは他の手技と組み合わせ、合理的な選択肢となる。
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