Brown, P. M., et al.
"LOPP chemotherapy as a first‐line treatment for dogs with T‐cell lymphoma." 
Veterinary and comparative oncology 16.1 (2018): 108-113.

PubMedリンク　PMID：28508557
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タイトル ：T細胞性リンパ腫の犬の第一選択治療としてのLOPP化学療法

＝＝アブストラクト＝＝＝
背景：この研究の目的は、ナイーヴT細胞性リンパ腫の患者の治療として、ロムスチン（CCNU）、ビンクリスチン、プロカルバジン、およびプレドニゾロン（LOPP）を用いたプロトコールの使用について記述し、CHOP化学療法とヒストリカルに比較した反応率、毒性、および無病期間について記述することである。

材料と方法：ロムスチン（CCNU）、ビンクリスチン、プロカルバジン、およびプレドニゾロン（LOPP）のプロトコールで治療したナイーヴT細胞性リンパ腫の犬31頭の回顧的な症例研究。

結果：31頭のT細胞性リンパ腫の犬が治療された。全体の反応率は97%であった。LOPP化学療法に反応した犬30頭では、無病期間の中央値が176日（範囲 0-1745日）であった。この研究集団の中央生存期間は323日（範囲 51-1758日）であった。この研究における死亡のすべてはリンパ腫に関連していた。

結果：T細胞性リンパ腫に対するLOPP化学療法は、低い毒性と良好な反応率を伴いよく許容された。このプロトコールは最小限の毒性を示し、CHOPで治療した犬の高グレードT細胞性リンパ腫の無病期間と生存期間に匹敵した。