Hall, Margaret I., Jeffrey H. Plochocki, and José R. Rodriguez‐Sosa.
"Male and female anatomical homologies in the perineum of the dog (Canis familiaris)." 
Veterinary medicine and science(2019).

PubMedリンク PMID:30663868
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タイトル
:犬の会陰部の雄と雌の解剖学的相同性

==アブストラクト===
雄のメスの会陰構造の相同性を理解することは、進化生物学者と臨床医の両方にとって犬の進化と解剖をより理解するのに役立つ。家庭犬はヒト社会の中で重要な役割を担っており、犬の会陰の解剖は繁殖の成功のための犬の生殖健康を維持と、多種多様な病理にとって重要である。 ここでは、われわれは雄と雌の会陰の構造の相同性について調べ、共通の機能、解剖学的関係、付着部を元に構造の同定を行った。この調査では21頭の雄と雌の大型犬の解剖を行った。雄と雌の間で、筋肉、筋膜、勃起組織を含めた、勃起、排尿、排便に関連する構造の広い相同性を見出した。これらの相同性の利用をすることで、解剖が難しいことで有名な部位である会陰の解剖学的構成について、解剖学者と臨床医の助けになるだろう。


※本文中に詳しい解剖が載っています。