Taylor, J., and C. H. Tangner.
"Acquired muscle contractures in the dog and cat. A review of the literature and case report."
Veterinary and comparative orthopaedics and traumatology 2.02 (2007): 79-85.

PubMedリンク PMID:17546206
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タイトル:犬と猫の後天的な筋拘縮;文献と症例報告のレビュー

==アブストラクト===
犬と猫の筋拘縮は、いくつかの異なる筋肉が罹患することが報告されており、多くの素因が関連しており、どの筋肉が罹患するかに応じて様々な予後に関連する。ほとんどの患者では、筋拘縮があるよりも数週かから数ヶ月前にに、なんらかの外傷を負っている。臨床徴候には、跛行、痛み、虚弱、可動域の減少、筋肉全体にみられる硬さ、通常は特徴的な歩行、が含まれる。筋拘縮の素因には、コンパートメント症候群、感染、外傷、反復的な負荷、骨折、感染性疾患、免疫介在性疾患、腫瘍、および虚血が含まれる。ある品種や年齢での好発はあるようだが、動物の性別は大きな影響はない。一般的に、後肢の筋拘縮に比べて、前肢の筋拘縮は治療によく反応し良い予後をもたらす。