Endenburg, Nienke, et al.
"Quality of life and owner attitude to dog overweight and obesity in Thailand and the Netherlands." 
BMC veterinary research 14.1 (2018): 221.

PubMedリンク PMID:
29986701
 
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タイトル:タイとオランダにおける犬の過体重と肥満に対する生活の質と飼い主の態度

==アブストラクト=== 
背景: この研究は、ボディコンディションスコア(BCS)および/または文化が、飼い主によって評価される犬の生活の質(QOL)に影響を与えるかどうか、およびBCSが食事と運動、飼い主の文化によって影響を受けるかどうかを調べた。この目的のために、355人の選ばれた犬の飼い主(タイとオランダ)にアンケートが実施された。それらの犬はBCS 3(正常体重)、4(過体重)、5(肥満)のいずれかであり、他の身体問題がなかった。リッカートスケールを使用するかわりに、連続スケールを使用した。さらに、アンケート項目のデータを、統合されたZスコア手法を用いて変換した。

結果:因子負荷の大きさは、過去の研究における報告と同様であり、アンケートは文化に固有ではないことを示している。 一般的な疾患に対するQOLスコアは、BCSが高い犬で有意に高かった(悪かった)。従って、犬が健康そうであっても、BCSは犬の認識されるQOLに影響を与える。不動性は、BCSが低い(良い)犬よりも、高い(悪い)犬でより頻繁にみられたが、不動性と全体の活動との間には明らかな関連はなかった。より高いBCSでは、食事と運動を意識する飼い主は少なかった。運動が好きではない飼い主の犬では、BCSがより高かった。オランダの犬よりも、タイの犬は飼い主が家を離れたときの分離に関する行動問題をより多く示した。

結論
:過体重と肥満の犬のQOLは、大に犬の身体状態によって影響される。高いBCSの犬の飼い主は、食事と運動のコントロールについての意識が低い。この結果は、飼い主の態度と信念が、知識とコントロールの意識の欠如の結果と同じく、肥満の主な原因となることを示している。