Santarossa, Amanda, et al.
"Body composition of medium to giant breed dogs with or without cranial cruciate ligament disease."
 
Veterinary Surgery (2020).


PubMedリンク PMID:32357267
本文:無料公開なし

タイトル:前十字靭帯疾患があるまたはない中型〜超大型犬の体組成

==アブストラクト===
目的:前十字靭帯疾患があるまたはない犬の体組成を記述すること。

研究デザイン:横断研究。

動物:前十字靭帯疾患と診断された成犬(n=30)と整形疾患の臨床徴候のない成犬(n=30)。

方法:体重、ボディコンディションスコア(BCS)、マッスルコンディションスコア(MCS)を記録した。体全体と後肢の体組成を二重エネルギーX線吸収測定法で評価した。BCS、体全体の体組成、および後肢の体組成の測定値を、一般化線形混合モデル解析を用いて比較した。グループ間のMCSをマンホイットニーU検定を用いて評価し、ペアデータはウィルコクソン符合順位検定を用いて評価した。

結果:体脂肪率(p<0.0001)は、対象犬(27.49%±1.24)よりも罹患犬(38.78%±1.40)で高かった。MCS(p<0.0001)は対象犬(2.77±0.08)よりも罹患犬(1.90±0.13)で低かった。罹患犬の罹患肢は対側肢と比較して、軟部組織量が少なく(p<0.0001)、脂肪が多かった(p=0.451)。

結論:前十字靭帯疾患の犬は、対照グループと比較して過体重であった。

臨床的意義
:過体重の犬は前十字靭帯疾患の発症素因があるかもしれない。後肢の体組成の変化は、これらの犬の管理において考慮すべきである。