Elmenhorst, K., et al.
"Retrospective study of complications associated with surgically‐placed gastrostomy tubes in 43 dogs with septic peritonitis."
 
Journal of Small Animal Practice 61.2 (2020): 116-120.


PubMedリンク PMID:
31763703
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タイトル:細菌性腹膜炎の犬43頭における外科的に設置した胃瘻チューブに関連した合併症の回顧的研究

==アブストラクト===
目的:細菌性腹膜炎のある犬において外科的に設置された胃瘻チューブの安全性を調べること。

方法;細菌性腹膜炎があり試験開腹と外科手技の一部として胃瘻チューブ(PezzerまたはFoley)の設置を行なった犬43頭の回顧的解析を行なった。術後の回復時間、入院期間、合併症の割合、および全生存期間を記録した。

結果:最も多い細菌性腹膜炎の原因は、腸切開または腸切除部位の離開であった。15頭がFoley胃瘻チューブを設置し、28頭がPezzer胃瘻チューブを設置した。手術から経管栄養を開始するまでの時間の中央値は16時間(範囲 3-28)であった。胃瘻チューブに関連した重大な合併症はなく、軽度の合併症が11頭(26%)でみられた。退院まで生存した患者の入院期間の中央値は5日(範囲 3-29)であり、全体で22頭(51%)が生存退院した。

臨床的意義
:胃瘻チューブは、細菌性腹膜炎の犬に対して安全な経管栄養の方法を提供し、それらの患者での関連した合併症の割合は少ない。