Handley, Heather G., and Lynn Rolland Hovda.
"Risks of exposure to liquid laundry detergent pods compared to traditional laundry detergents in dogs." 
Journal of Veterinary Emergency and Critical Care (2021).


PubMedリンク PMID:33751786
本文:無料公開なし

タイトル:犬における従来の洗濯洗剤と比較したときの液体洗濯洗剤ポッドへの曝露リスク

==アブストラクト===
目的:従来の洗濯洗剤とポッドの洗濯洗剤を比較した際のリスクの差を計算し、曝露によると予測される臨床徴候と一般的に採用されている治療オプションの概要を説明すること。

デザイン:2012年3月1日から2015年3月1日の間にペット毒物ヘルプラインに報告された症例の回顧的レビュー。

施設
:国際的な動物毒物管理センターであるペット毒物ヘルプラインのコンピュータデータベース。

動物:443頭の犬(液体ポッドの曝露294頭、液体または粉末の洗濯洗剤の曝露149頭)がこの研究に組み入れられた。

介入:なし。

方法と主な結果
ペット毒物ヘルプラインのデータベースを検索し、“洗濯洗剤”へ曝露されたすべての犬を探した。それぞれの症例は、なんらかのブランドの大量包装の液体または粉末としての洗濯洗剤、またはポッド(ポッド、パック、ポケット、サケットなどの語を含む、分割された単回使用の濃縮液体洗濯洗剤)として包装された洗濯洗剤への暴露が判明している、または疑われたのかをチェックされた。液体ポッドの洗剤に曝露された犬では、従来の洗剤に曝露された犬に比べて、臨床徴候が1.8倍起こりやすく、悪心が1.3倍起こりやすく、咳が1.8倍起こりやすかった。

結論
:従来の洗剤に比べて、洗濯洗剤ポッドに曝露された犬では悪心と咳の発生がおおよそ2倍起こりやすかった。これらの徴候はより重度で急性の緊急事態になる可能性がある。対症治療と支持療法により、これらの患者の予後は良好である。

gel-ball-002
ポッド型の液体洗濯洗剤の例
HP:YOURMYSTER STYLEから画像引用