Takahashi, Junko, et al.
"Efficacy and safety of 0.0584% hydrocortisone aceponate topical spray and systemic oclacitinib combination therapy in dogs with atopic dermatitis: a randomized, double‐blinded, placebo‐controlled trial."
 
Veterinary dermatology 32.2 (2021): 119-e25.

PubMedリンク PMID:33185330
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タイトル
:アトピー性皮膚炎のある犬における0.0584%ヒドロコルチゾンアセポン酸局所スプレーとオクラシチニブの全身投与の組み合わせの有効性と安全性;ランダム化二重盲検プラセボ対照試験

==アブストラクト===
背景:オクラシチニブはアトピー性皮膚炎の犬における効果的な全身療法である。犬におけるオクラシチニブと局所療法の併用を評価した報告はほとんどない。

目的
:アトピー性皮膚炎の犬におけるオクラシチニブと0.0584%ヒドロコルチゾンアセポン酸(HCA)スプレーの併用療法の有効性と安全性を評価すること。

動物:アトピー性皮膚炎の犬18頭。

方法:この研究はランダム化二重盲検プラセボ対照試験である。すべての犬はオクラシチニブ(0.4-0.6mg/kg bid 14日間、その後 sid 14日間)で治療され、HCAスプレーまたはプラセボスプレーの1日1回7日間、その語28日目まで1日おきの投与に、ランダムに割り付けられた。臨床的な評価として、犬アトピー性皮膚炎の程度と重症度指数 第4販(CADESI-4)と掻痒視覚アナログスケール(PVAS)を7日毎に行い、14日毎に血液検査と尿検査を行った。

結果
CADESI-4とPVASのスコアの平均は、両グループで0日目と比較して7日目と14日目で有意に減少した。14日目から21日目では、CADESI-4とPVASのスコアがCADESI-4で有意に増加したが、HCA治療群では増加しなかった。CADESI-4とPVASのスコアのベースラインからの減少の平均は、プラセボ群に比べて、HCA治療群の方が21日目(27.6% vs 59.9%;p=0.0216)と28日目(30.5% vs 56.0%;p=0.0109)で有意に高かった。HCA治療群の犬の1頭が、下痢を発症して打ち切られた。

結論
0.0584%HCAスプレーの局所療法の適用は、アトピー性皮膚炎のある犬におけるオクラシチニブの漸減の際の痒みと病変の悪化を防ぐのに役立つ可能性がある。

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