Sharma, Surabhi, et al.
"Survival time of juvenile dogs with oral squamous cell carcinoma treated with surgery alone: A Veterinary Society of Surgical Oncology retrospective study."
 
Veterinary Surgery (2021).

PubMedリンク PMID:33772819
本文:無料公開なし

タイトル:手術だけで治療した口腔扁平上皮癌の若齢犬の生存期間;獣医腫瘍外科学会の回顧的研究

==アブストラクト===
目的:口腔扁平上皮癌(OSCC)の外科治療をうけた若齢犬のシグナルメント、ステージ分類、外科治療、および生存期間について報告すること。

研究デザイン:回顧的研究。

動物:手術で治療された口腔扁平上皮癌の2歳未満の犬25頭。

方法:症例は獣医腫瘍外科学会から集められた。性別、品種、年齢、体重、臨床徴候、腫瘍の位置、術前診断とステージ分類、病理組織学的診断とマージン評価、無病期間、死亡の日と原因についてのデータを収集した。最低で3ヶ月以上の追跡期間を組み入れ基準とした。

結果:18頭は12ヶ月齢未満であり、7頭が24ヶ月齢未満であった。さまざまな犬種がみられ、体重の平均は22.3±14.4kgであった。手術前に転移の所見があった犬はいなかった。すべての犬で部分的な上顎切除または下顎切除が行われた。組織学的なマージンは24頭で完全であり、1頭で不完全であった。腫瘍の転移または腫瘍の再発を示した犬はいなかった。追跡期間の中央値は1556日(92-4234)であった。拡張型心筋症で死亡した1頭をのぞき、ほかのすべての犬が追跡期間の最後で生存していた。無病期間は中央値に達しなかった。

結論
:若齢犬における口腔内扁平上皮癌の広範囲外科切除後の予後は非常に良好である。