Meler, Erika, Marilyn Dunn, and Manon Lecuyer.
"A retrospective study of canine persistent nasal disease: 80 cases (1998–2003)."
 
The Canadian Veterinary Journal 49.1 (2008): 71.

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==アブストラクト===
 犬の持続的な鼻汁は、小動物臨床ではよくある問題である。 しかし病因診断は確立するのが難しい。この回顧的研究の目的は我々の病院の患者集団における病因を決定するために症例の割合を決定することである。
 80頭の犬の医療記録が研究の組み入れ基準に合致した。非特異的鼻炎が症例の23.7%でみられた。他の診断は、腫瘍(15.0%)、真菌感染(鼻アスペルギルス症)(8.7%)、口蓋裂(8.7%)、歯周疾患(4.0%)、寄生虫(1.3%)、異物(1.3%)、原発性細菌疾患(1.3%)であった。症例の36.3%は確定診断に至らなかった。腫瘍性疾患もしくは真菌性疾患の犬では、重篤なX線検査の病変または鼻鏡検査での病変を呈した。
 体系的なアプローチにもかかわらず、多くの症例が診断に至らなかった。 高度な画像診断の利用は、犬の鼻疾患の病因診断を得るための我々の能力を高めるだろう。