Caraty, J., R. Hassoun, and P. Meheust.
"Primary stabilisation for tail avulsion in 15 cats."
Journal of Small Animal Practice 59.1 (2018): 22-26.
PubMedリンク PMID:29094359
本文:無料公開あり(PDF)※ PubMedでのfreeの表示はないがWiley Onlineではfreeになっている
タイトル:15頭の猫における尾の裂離の一次安定化
==アブストラクト===
目的:尾部神経の切断を伴わなわずに尾の随意運動機能と痛覚を失った猫において、痛みを緩和し、神経の回復を助けるための尾の一次安定化の技法の効果を評価すること。
方法:2009年から2015年の間に尾の痛覚の消失を伴う尾の裂離をおった猫について、医療記録と臨床検査や尾のレントゲンなどを含む周術期の診断について再調査した。尾の開放骨折、切断を必要とする尾の創傷、尾側神経根も断裂のある猫は除外された。外科的探索を行い、2本のナイロン糸で尾の再建を行った。
結果:15頭の猫が含まれ、すべてで尾の随意運動能力は失われており、15頭中8頭で尿失禁がみられた。手術後14〜90日(平均39日)で、11頭の猫で尾の随意機能と痛覚が痛覚が回復した。尿失禁のあった8頭中5頭で、術後1ヶ月以内に尿失禁が改善した。
臨床的重要性:報告した尾の一時安定化の方法は、尾側神経根の断裂がない尾の裂離と痛覚の消失のある猫の多くで失われた機能の回復と関連した。これらの結果が保存的療法よりも優れているかどうかを決定するためには比較試験が必要である。
==本文から===
(本文中に術式の写真あり)
==訳者コメント===
特殊な器具をほとんど必要とせず、術式を見る限りシンプルな感じの手術ですね。
"Primary stabilisation for tail avulsion in 15 cats."
Journal of Small Animal Practice 59.1 (2018): 22-26.
PubMedリンク PMID:29094359
本文:無料公開あり(PDF)※ PubMedでのfreeの表示はないがWiley Onlineではfreeになっている
タイトル:15頭の猫における尾の裂離の一次安定化
==アブストラクト===
目的:尾部神経の切断を伴わなわずに尾の随意運動機能と痛覚を失った猫において、痛みを緩和し、神経の回復を助けるための尾の一次安定化の技法の効果を評価すること。
方法:2009年から2015年の間に尾の痛覚の消失を伴う尾の裂離をおった猫について、医療記録と臨床検査や尾のレントゲンなどを含む周術期の診断について再調査した。尾の開放骨折、切断を必要とする尾の創傷、尾側神経根も断裂のある猫は除外された。外科的探索を行い、2本のナイロン糸で尾の再建を行った。
結果:15頭の猫が含まれ、すべてで尾の随意運動能力は失われており、15頭中8頭で尿失禁がみられた。手術後14〜90日(平均39日)で、11頭の猫で尾の随意機能と痛覚が痛覚が回復した。尿失禁のあった8頭中5頭で、術後1ヶ月以内に尿失禁が改善した。
臨床的重要性:報告した尾の一時安定化の方法は、尾側神経根の断裂がない尾の裂離と痛覚の消失のある猫の多くで失われた機能の回復と関連した。これらの結果が保存的療法よりも優れているかどうかを決定するためには比較試験が必要である。
==本文から===
(本文中に術式の写真あり)
==訳者コメント===
特殊な器具をほとんど必要とせず、術式を見る限りシンプルな感じの手術ですね。
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