Oblak, M. L., et al.
"Comparison of concurrent imaging modalities for staging of dogs with appendicular primary bone tumours." 
Veterinary and comparative oncology 13.1 (2015): 28-39.

PubMedリンク PMID:23421618
本文:googlescholar経由で入手可能(全文) 

タイトル:四肢の骨腫瘍のある犬のステージングのための現行の画像診断法の比較

==アブストラクト===
この研究は、原発性の四肢の骨腫瘍の犬における転移の評価のための全身CTの使用を、長骨のレントゲン調査、骨シンチグラフィ、および胸部レントゲンと比較して評価することである。

15頭の犬がこの呼び研究に含まれた。骨の転移の検出には構築された参照基準を用い、陰性の胸部レントゲンをCTと比較した。確定的な病変は骨シンチグラフィでのみ同定した。すべての病変が構築された参照基準を満たしたわけではなかった。レントゲンもしくはCTの調査では確定病変は同定されなかった。レントゲンでは見えなかった病変が、胸部CTで同定された。4症例中3例で不明瞭なすりガラス状の病変が進行した。全身CTは、骨シンチグラフィの代替として適切ではなかったが、補助的な診断法としてとして有用であった。レントゲンではみえないがCTでみえる肺の病変、およびすりガラス状の肺病変は、転移の疑いと考えるべきである。