ねころんで探せる小動物医療のジャーナルクラブ

小動物臨床の獣医師が、臨床に役立ちそうな論文情報をちょっとづつアップします。ねころんでいても論文検索ができればいいなと。

カテゴリ: 整形

Abbey, R., and R. Pettitt.
"Prevalence of mineralisation of the tendon of the supraspinatus muscle in non‐lame dogs." 
Journal of Small Animal Practice (2021).


PubMedリンク PMID:
 33492687
本文:無料公開なし

タイトル:跛行のない犬における棘上筋の腱の石灰化の有病率

==アブストラクト===
目的:棘上筋腱の石灰化は、前肢の跛行のある犬におけるよくある所見として報告されている。石灰化が臨床的に重要な跛行の原因なのかどうか、または二次的な影響なのかどうかはは明らかではない。この回顧的研究の目的は、跛行以外の理由で来院し、来院時に跛行の所見がない犬における棘上筋腱の石灰化の有病率を調べることである。

方法:胸部CTを撮影した犬を臨床記録から同定した。跛行以外の臨床的問題で来院し、跛行の病歴のない犬を選出した。CTスキャンを調べ、棘上筋腱の石灰化の有無を確認した。すべての症例のシグナルメントを記録した。

結果:棘上筋の石灰化は99頭中4頭(4%)で検出され、そのすべてが雄犬であった。中型から大型犬種が頻繁に罹患しており、平均年齢は9歳齢であった。左前肢の片側性の石灰化だけがみられた。

臨床的意義
:棘上筋の石灰化の有病率は、跛行のない犬の集団では低かった。跛行のある犬においてみられる高い有病率の水準と比較して、この低い水準は、棘上筋の石灰化が跛行の間接的な原因、または主な原因として、犬の跛行と関連している可能性があることを示唆している。

Hamilton, L., et al.
"The natural history of canine occult Grade II medial patellar luxation: an observational study."
 
Journal of Small Animal Practice 61.4 (2020): 241-246.

PubMedリンク PMID:32003012
本文:無料公開なし

タイトル:犬の潜在性グレードⅡ膝蓋骨内方脱臼の自然病歴;観察研究

==アブストラクト===
目的:潜在的なグレードⅡの膝蓋骨内方脱臼のある犬における跛行のリスクと、その後の膝蓋骨脱臼手術の割合を調べること。

方法
グレードⅡ膝蓋内方骨脱臼と診断され、最初は無症候性で手術なしで管理し、最低4年間のフォローアップを行なった成犬の回顧的な飼い主調査と臨床記録のレビューを行なった。臨床記録と飼い主へのアンケートにより、過去に無症候であった膝のその後に跛行の発症と手術の必要についてを特定した。

結果:38頭の犬が組み入れられ、平均51ヶ月のフォローアップが行われた。17頭の犬が最初の来院から平均15ヶ月で反対側
(※)の膝蓋骨内方脱臼の予定外手術のために再来院した。さらに2頭は最初の手術から平均33ヶ月で、手術を必要とするような反対肢の慢性的な跛行があった。

臨床的意義
:潜在的なグレードⅡ膝蓋骨内方脱臼で来院した成犬の50%は、その後に慢性的な跛行を発症するか手術を必要とした。


※訳者注)アブストラクト中には記載がありませんが、この研究の対照となった症例はそもそも膝蓋骨脱臼の手術で来院した犬であり、手術していない側(反対側)の膝にみられた無症候性の膝蓋骨脱臼についての観察研究ということです。


Santarossa, Amanda, et al.
"Body composition of medium to giant breed dogs with or without cranial cruciate ligament disease."
 
Veterinary Surgery (2020).


PubMedリンク PMID:32357267
本文:無料公開なし

タイトル:前十字靭帯疾患があるまたはない中型〜超大型犬の体組成

==アブストラクト===
目的:前十字靭帯疾患があるまたはない犬の体組成を記述すること。

研究デザイン:横断研究。

動物:前十字靭帯疾患と診断された成犬(n=30)と整形疾患の臨床徴候のない成犬(n=30)。

方法:体重、ボディコンディションスコア(BCS)、マッスルコンディションスコア(MCS)を記録した。体全体と後肢の体組成を二重エネルギーX線吸収測定法で評価した。BCS、体全体の体組成、および後肢の体組成の測定値を、一般化線形混合モデル解析を用いて比較した。グループ間のMCSをマンホイットニーU検定を用いて評価し、ペアデータはウィルコクソン符合順位検定を用いて評価した。

結果:体脂肪率(p<0.0001)は、対象犬(27.49%±1.24)よりも罹患犬(38.78%±1.40)で高かった。MCS(p<0.0001)は対象犬(2.77±0.08)よりも罹患犬(1.90±0.13)で低かった。罹患犬の罹患肢は対側肢と比較して、軟部組織量が少なく(p<0.0001)、脂肪が多かった(p=0.451)。

結論:前十字靭帯疾患の犬は、対照グループと比較して過体重であった。

臨床的意義
:過体重の犬は前十字靭帯疾患の発症素因があるかもしれない。後肢の体組成の変化は、これらの犬の管理において考慮すべきである。

Garcia, Cheslymar, et al.
"Subclinical bacteriuria and surgical site infections in dogs with cranial cruciate ligament disease."
Veterinary Surgery.

PubMedリンク PMID:32790953
本文:無料公開なし

タイトル:前十字靭帯疾患のある犬における無症候性細菌尿と手術部位感染

==アブストラクト=== 
目的:前十字靭帯疾患のある犬における無症候性細菌尿の有病率、無症候性細菌尿と関連する臨床項目と臨床病理データ、および無症候性細菌尿のある犬とない犬における手術部位感染(SSI)の発生率を調べること。

研究デザイン:前向き臨床コホート研究。

方法:犬に対して尿検査、尿沈渣検査、および好気性尿培養を行った。年齢、品種、性別、体重、ボディコンディションスコア、臨床病歴、および身体検査所見を記録した。無症候性細菌尿のある犬は、細菌尿に対する治療、または術後の抗菌薬治療を受けなかった。標準的な周術期抗菌薬がすべての犬に行われた。非ステロイド抗炎症薬が投与されていた犬は除外しなかった。骨切り術をうけた犬は、 手術部位感染の発生率を調べるために少なくとも1年間追跡された。

結果:前十字靭帯疾患のある犬155頭中、無症候性細菌尿の有病率は6.5%であり、それはメスで多く(11.4%)発生した。手術部位位感染は22.3%(25/112)で発生した。無症候性細菌尿のある犬6頭中2頭で手術部位感染が起こり、無症候性細菌尿のない犬106頭中23頭で手術部位感染が起こった。手術部位感染から分離された病原体は、尿から分離されたものとは異なっていた。

結論:前十字靭帯疾患のある犬における無症候性細菌尿の有病率は、様々な犬の集団で無症候性細菌尿を評価したほかの研究における有病率と類似していた。

臨床的意義:前十字靭帯疾患に対する脛骨骨切り術の前に、無症候性細菌尿に対するスクリーニングと治療を行うのは有益ではない。無症候性細菌尿が手術部位感染のリスクを増大させるかどうかを明らかにするためにはさらなる研究が必要である。
 

Smith, M. A. J., et al.
"Effect of breed as a risk factor for humeral condylar fracture in skeletally immature dogs."
 
Journal of Small Animal Practice (2020).

PubMedリンク PMID:32323333
本文:無料公開なし

タイトル:骨格が未成熟な犬における上腕骨顆骨折のリスク因子としての品種の影響

==アブストラクト=== 
目的
:イギリスにの骨格が未成熟な犬における上腕骨顆骨折に関連するリスク因子としての品種の影響を調べること。

方法
:2015年から2018年の間に3つの専門医紹介病院へ上腕骨顆骨折で来院した12ヶ月齢以下の犬についての回顧的研究を行なった。品種、年齢、性別、中性化の状態、罹患した肢、骨折の形態、骨折に原因についての情報を医療記録から収集した。品種集団の割合は、イギリスのケンネルクラブによって記録されたものと比較した。

結果
:115頭118骨折のうち、フレンチ・ブルドッグ(41%)とイングリッシュ・スプリンガー・スパニエル(15%)が多かった。上腕骨顆骨折は、雑種犬と比較して フレンチ・ブルドッグ(オッズ比 5.86)とイングリッシュ・スプリンガー・スパニエル(オッズ比 5.66)でより多く診断された。外側顆骨折が症例の70%でみられ、内側顆骨折が9%、Y/T骨折が21%でみられた。骨折時んも年齢の中央値は4ヶ月齢(範囲 2-10ヶ月齢)。

臨床的意義
骨格が未成熟な犬において フレンチ・ブルドッグとイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルは、上腕骨顆骨折のリスクが潜在的に高まっていることが確認された。
 

Aulakh, Karanvir S., et al.
"Influence of orthopedic examination on lameness scores and interobserver and intraobserver agreement in dogs with naturally occurring elbow osteoarthritis."
 
Veterinary Surgery (2020).

PubMedリンク PMID:
32022284
本文:無料公開なし

タイトル:自然発生性の変形性肘関節症のある犬にいて整形外科的検査が跛行スコアに与える影響と観察者内および観察者間の一致

==アブストラクト=== 
目的
:変形性肘関節症のある犬の跛行をスコアリングする際の数値評価スコアと視覚的評価スコアに対する整形外科的検査の影響を調べ、ビデオグラフィック歩行分析に基づいて数値評価スコアと視覚的評価スコアの観察者内および観察者間の一致について評価すること。

デザイン:前向き盲検研究。

動物:レントゲン検査で変形性肘関節症が確認された家庭飼育犬18頭。

方法
:整形外科的検査の前と直後のすべての犬の歩行と小走りのビデオを得た。すべてのビデオはランダムに並べられた。ビデオのタイミングを知らない6人の観察者が、数値評価スコアと視覚的評価スコアの両方を2回、少なくとも2週間の間隔をあけて独立して割付された。スコアは混合分散解析で評価し、観察者間の一致はクラス内相関係数(ICC)で評価した。

結果
:整形外科てき検査の前と後で、歩行と小走りにおける数値評価スコアと視覚的評価スコアに差は検出されなかった。整形外科的検査の前の数値評価スコアと視覚的評価スコアは、小走りよりも歩行の方がそれぞれのスコアで0.17(p=0.0018)および3.54(p=0.0019)低かった。すべての観察者における両スコアのクラス内相関係数は>0.9であった。

結論
:変形性肘関節症の犬において整形外科的検査は、数値評価スコアと視覚的評価スコアを悪化させなかった。観察者間および観察者内の一致は、両方の跛行スコアで高かった。

臨床的意義
:変形性肘関節症の犬では、総合的な整形外科的検査のタイミングに関係なく、歩行評価ののちに跛行がスコア化されるだろう。 

Clark, Andrea C., Justin J. Greco, and Philip J. Bergman.
"Influence of administration of antimicrobial medications after tibial plateau leveling osteotomy on surgical site infections: A retrospective study of 308 dogs." 
Veterinary Surgery (2019).

PubMedリンク PMID:31664725
本文:無料公開なし

タイトル:TPLO術後の抗菌薬の投与が手術部位感染に与える影響;犬308頭の回顧的研究

==アブストラクト=== 
目的:脛骨高平部水平化骨切り術(TPLO)の術後の傾向抗菌薬の予防的投与が手術部位感染(SSI)と抗菌薬耐性感染に与える影響を調べること・

研究デザイン:回顧的研究。

サンプル集団:2013年1月から2015年12月の間に片側のTPLOを行い治療した犬(n=308)。

方法:医療記録を再調査し、シグナルメント、外科的に治療した肢、手術と麻酔の時間、術後の抗菌薬の投与、抗菌薬の種類、外科医、および手術部位感染の発生について再調査した。統計解析には、記述統計、単純線形回帰、分散分析、フィッシャーの制約付き最小有意差検定、およびカイ二乗検定を含めた。

結果
:抗菌薬の投与を受けなかった犬31頭と、TPLOの術後14日間抗菌薬の投与をうけた犬277頭からデータを収集した。浅部切開創SSIは、抗菌薬投与をうけなかった犬31頭中2頭で検出され、抗菌薬投与をうけた犬277頭中48頭で検出された(p=0.1194)。深部切開創SSIは、 抗菌薬投与をうけなかった犬31頭中2頭で起こり、抗菌薬投与をうけた犬277頭中27頭で起こった(p=0.5513)。抗菌薬耐性の深部切開創SSIは、 抗菌薬投与をうけなかった犬31頭中2頭で起こり、抗菌薬投与をうけた犬277頭中18頭で起こった(p=0.9920)。体重は深部切開創SSIおよび耐性感染と相関した。手術と麻酔の時間の延長は、浅部切開創SSI、深部切開創SSI、および抗菌薬耐性と関連した。外科医は深部切開創SSIに影響を与えた。

結論:以前に報告された感染の素因について確定したが、この研究の臨床環境においては術後の抗菌薬の投与はSSIを防がず、 抗菌薬耐性の素因でもなかった。

臨床的意義
:この研究では、片側のTPLO術後の予防的経口抗菌薬投与を支持する根拠は示されない。


==訳者コメント===
後ろ向きのコホート研究(ランダム化されていない)ので厳密には治療効果は検証できない研究デザインですが、予防的抗菌薬群のSSIの発生割合をみると、やはり効果はなさそうだなという印象ですね。

 ビジアブ)TPLOの術後予防的抗菌薬投与の有効性

Bhathal, Angel, et al.
"Glucosamine and chondroitin use in canines for osteoarthritis: A review." 
Open veterinary journal 7.1 (2017): 36-49.

PubMedリンク PMID:28331832
本文:無料公開あり(全文

タイトル
:変形性関節症の犬におけるグルコサミンとコンドロイチン;レビュー

==アブストラクト===
変形性関節症は緩徐に進行する消耗性の疾患であり、すべての犬種が罹患する。変形性関節症から起こる痛みと可動性の低下は、しばしば罹患した犬の生活の質、快適さのレベル、日常の機能、活動性、行動、および飼い主-ペットのコンパニオンシップに負の影響を与える。限られた矛盾する根拠にも関わらず、この天然産物であるグルコサミン塩酸塩とコンドロイチン硫酸塩は、犬の変形性関節症の治療として獣医師から一般的に推奨されている。グルコサミンとコンドロイチンの真の治療効果を調べるためのよくデザインされた臨床獣医研究が不足している。このレビュー記事の目的は、犬の変形性関節症におけるグルコサミンとコンドロイチンに関する簡単な背景を提供し、臨床的アウトカムを改善することへのこれらの製品の役割についての入手可能な文献を批判的にレビューすることである。批判的レビューをもとに、臨床への推奨を示し、今後の研究デザインについて提案する。
 

Comblain, Fanny, et al.
"A randomized, double-blind, prospective, placebo-controlled study of the efficacy of a diet supplemented with curcuminoids extract, hydrolyzed collagen and green tea extract in owner’s dogs with osteoarthritis." 
BMC veterinary research 13.1 (2017): 395.

PubMedリンク PMID:29262825
本文:無料公開あり(全文

タイトル:変形性関節症の家庭犬における、クルクミノイド抽出物、加水分解コラーゲン、および緑茶抽出物の栄養補助食品の効果についてのランダム化二重盲検前向きプラセボ対照研究

==アブストラクト===
背景
:我々は過去に、 クルクミノイド抽出物、加水分解コラーゲン、緑茶抽出物(CCOT)の混合物が、牛と人の軟骨細胞による炎症および異化メディエーターの合成を阻害することを示した。ランダムに割付した二重盲検前向きプラセボ対照研究を行い、CCOT混合物を含む食品が、自然発生の変形性関節症の犬に与える影響を調べた。変形性関節炎のある家庭犬42頭は、実験食(対照)もしくはCCOTを添加した同じ食事を3ヶ月与えるグループにランダムに割り当てられた。

結果
:地面反力について、両グループ間で統計的な差は示されなかった。食事開始後3ヶ月で、CCOT群において操作時の痛みが有意に減少したが、対照群では減少しなかった。操作時の痛みの進行は食事に依存した。獣医師の主観的な評価により他に3つのパラメータ(跛行、触診時の痛み、および関節の可動性)では統計的な差はなかった。飼い主の主観的な評価に関して、痛みの重症度スコアは対照群で悪化し、CCOT群では変化なかった。 痛みの重症度の進行は食事に依存していた。横たわった状態から立ち上がる能力においては、対照群と比較してCCOT群で有意な改善がみられたが、それを除き痛みの干渉について統計的な差はなかった。血清の変形性骨関節症バイオマーカは統計的な差を示さなかった。

結論
:地面反力や変形性関節炎バイオマーカのような客観的な変数の測定では、統計的な差は示されなかった。しかし、痛みの指標に関しては、CCOT混合物を3ヶ月間投与した犬で明らかな減少がみられた。グループ間の進行の差は、他のパラメータにより強い影響を与えるに至るためには、もっと多くの犬の数を必要とするであろうことを示唆している。
 

Musco, Nadia, et al.
"Effects of a nutritional supplement in dogs affected by osteoarthritis." 
Veterinary medicine and science(2019).

PubMedリンク PMID:31313893
本文:無料公開あり(全文

タイトル:変形性関節症に罹患した犬における栄養補助食品の効果 

==アブストラクト===
変形性関節症は慢性関節炎の一種で、関節軟骨の劣化によって起こり、特に長時間の活動後に慢性痛、跛行、こわばりを伴う。犬の変形性関節症の代替治療が望まれており、最近ではこの目的のために栄養補助食品が提案されている。変形性関節症に罹患した20頭の雑種犬の成犬が登録され、2つのグループ(対照群 vs 試験群)に平等に分けられた。栄養補助食品(Dynamopet srl, Verone, イタリア)を試験群の犬に90日間投与し、代謝と運動への効果を評価した。すべての臨床徴候(跛行、操作と触診時の痛み、可動域、および関節の腫脹)が、試験期間中に試験群で有意に改善した(p<0.01)このグループでは、対照群よりも有意に低い関節スコアを示した(平均値 7.40 vs 3.80)。血液学に関して、平均赤血球容積は試験群で有意に高くなり、アルカリフォスファターゼ、コレステロール、およびトリグリセドの値は対照群よりも有意に低く(p<0.01)これにより骨のリモデリングと脂質代謝の改善が示唆された。活性酸素代謝産物の減少と生物学的抗酸化能の増加により、対照群に比べて試験群での試験期間中の酸化ストレスの改善が示された。試験群ではインターロイキン6が減少し、インターロイキン10は対照的な動向だった。さらに、試験サプリメントの最大3ヶ月の投与は犬によく許容され、有害事象は起こさなかった。
 
==本文から===
 
 Dìnamic:グルコサミン、コンドロイチン、オキアミ油、オキアミ粉、ハーブの製品を含むDynamopet srlのサプリメント
 

Skorupski, Katherine A., et al.
"Carboplatin versus alternating carboplatin and doxorubicin for the adjuvant treatment of canine appendicular osteosarcoma: a randomized, phase III trial." 
Veterinary and comparative oncology 14.1 (2016): 81-87.

PubMedリンク PMID:24118677
本文:無料公開あり(全文) 

タイトル
:犬の四肢骨肉腫の補助療法としてのカルボプラチン vs.カルボプラチンとドキソルビシンの交互投与:無作為化フェーズⅢ試験

==アブストラクト===
犬の四肢骨肉腫の補助化学療法について記述した多くの公表された研究にも関わらず、最適な化学療法プロトコールにとしてのコンセンサスはない。この研究の目的は、四肢の骨肉腫で断脚を行った犬において2つのプロトコールのいずれかがより長い無病期間(DFI)に関連するかどうかを決定することである。 

組織学的に四肢骨肉腫と確定し、肉眼的な転移がなく、断脚が行われている犬を登録の対象とした。犬は無作為に、カルボプラチン の6回投与もしくはカルボプラチン とドキソルビシンを各3回づつ交互のスケジュールのいずれかの投与をうけた。50頭の犬が組み入れられた。カルボプラチン単独投与をうけた犬は、カルボプラチンとドキソルビシンの交互投与をうけた犬よりも、無病期間が有意に長かった(425日vs135日、p=0.04)。毒性が両群で類似していた。

この結果により、カルボプラチン の6回投与は、カルボプラチンとドキソルビシンの計6回投与と比較して、優れた無病期間に関連していることを示唆している。 

Selmic, Laura E., et al.
"Osteosarcoma following tibial plateau leveling osteotomy in dogs: 29 cases (1997–2011)." 
Journal of the American Veterinary Medical Association 244.9 (2014): 1053-1059.

PubMedリンク PMID:24739115
本文:googlescholarからresearchgateで入手可能(全文) 

タイトル:犬の脛骨高平部水平化骨切り術の後の骨肉腫:29症例(1997-2011年)

==アブストラクト===
目的
: 脛骨高平部水平化骨切り術(TPLO)を行ったのちに脛骨の近位面に骨肉腫が発生した犬における、シグナルメント、TPLOのプレートのタイプ、臨床ステージの情報、治療、および腫瘍学的な転帰について調べ、TPLOと骨肉腫の診断との間の期間算出すること。

デザイン
:多施設回顧的症例シリーズ

動物
:29頭の犬

方法
:参加した8つの施設からの医療記録を、過去にTPLOを実施した部位に発生した骨肉腫(細胞学的もしくは組織学的に評価して確定)の犬について検索した。シグナルメント、TPLOの詳細、ステージング検査、治療データ、および転帰の情報を記録した。記述的統計量を計算し、無病期間と生存期間をカプランメイヤー分析によって評価した。

結果
:29頭の犬は組み入れ基準を満たした。骨肉腫診断時の年齢の平均は9.2歳で、体重の平均は45.1kgであった。多くの犬で脛骨の近位面の腫脹(17/21)と、患肢の跛行(28/29)がみられた。TPLOから骨肉腫の診断までの平均期間は5.3年であった。ひとつのタイプの鋳造ステンレススチールTPLOプレートが最も多くの犬(18)で使用されており、残りの犬は鍛造ステンレススチール(n=4)もしくはタイプが記録されていなかった(7)。29頭中23頭で骨肉腫に対する治療を行った。患肢の断脚を行い1回以上の化学療法をうけた犬10頭の中央生存期間は313日であった。

結論と臨床的関連:この結果は、TPLOを行いその後の手術を行った肢の跛行と腫脹の病歴の犬では骨肉腫を鑑別診断に含めるべきであるということを支持している。断脚と化学療法のあとの腫瘍学的な転帰は、過去に報告されている四肢の骨肉腫の犬と類似している。


==訳者コメント===
この結果から、「TPLOを行うと骨肉腫が起こりやすくなる」ということは言えません。そもそも脛骨近位は骨肉腫の後発部位でもあるため、TPLOとの関連を評価するためにはコホート研究(TPLOを行った犬と行っていない犬の集団で、骨肉腫の発生に差があるかどうかを調べる)が必要と思います。

とはいえ、外科的な手術歴があると跛行があってもそのせいにされてしまうかもしれませんが、そういった状況で骨肉腫もちゃんと鑑別診断には含めるべきというは大切だと思います。
 

Culp, William TN, et al.
"Evaluation of outcome and prognostic factors for dogs living greater than one year after diagnosis of osteosarcoma: 90 cases (1997–2008)." 
Journal of the American Veterinary Medical Association 245.10 (2014): 1141-1146.

PubMedリンク PMID:25356715
本文:無料公開あり(全文) 

タイトル:骨肉腫の診断後1年以上生存している犬の転帰と予後因子の評価:90症例(1997-2008年)

==アブストラクト===
目的:骨肉腫の最初の診断あkら1年以上生存している犬の集団における、臨床的特徴、転帰、および予後因子を評価すること。

デザイン:回顧的症例シリーズ

動物:家庭飼育犬90頭

方法:1997年から2008年までの11年間の医療記録を再調査し、四肢の骨肉腫で最初の病理組織学的診断から1年以上生存している患者を調査した。変数にはシグナルメント、体重、血清ALP活性、腫瘍の部位、外科、および補助療法を含めて記録した。中央生存期間はカプランメイヤー生存関数により計算した。単変量解析によりカテゴリー変数に応じた生存関数の比較を行い、 Cox比例ハザードモデルにより、選択されたリスク因子に基づいて診断後1年以上の死亡の確率を評価した。

結果:90頭の犬が組み入れい基準に適合した;臨床検査情報は全ての症例では入手できなかった。年齢の中央値は8.2歳(範囲 2.7-13.3歳)、 体重の中央値は38kg(範囲 21-80kg)であった。血清ALP活性は60頭中29頭(48%)で高かった。最も多い腫瘍の部位は橈骨の遠位部(54/90[60%])であった。90頭中89頭(99%)が手術を行っており、78頭(87%)は化学療法を受けていた。全体で、90頭中49頭(54%)に転移が発生した。1年をこえたあとの中央生存期間は243日(範囲1-1899日)であった。患肢温存手術実施後の手術部位感染を起こした犬では、手術部位感染を起こさなかった犬に比べて、骨肉腫診断後1年以上の予後が有意に改善した。

結論と臨床的関連
:この研究の結果は、最初に骨肉腫の診断をうけたから1年以上生存している犬では、最初の1年ののちおよそ8ヶ月以上の中央生存期間があることを示した。過去に報告のある通り、患肢温存手術後に手術部位感染の起こった犬 では予後に有意な影響を及ぼしており、さらなる研究が望まれる。
 

Rubin, Jacob A., et al.
"Factors associated with pathological fractures in dogs with appendicular primary bone neoplasia: 84 cases (2007–2013)." 
Journal of the American Veterinary Medical Association 247.8 (2015): 917-923.

PubMedリンク PMID:26421404
本文:無料公開なし

タイトル:四肢の原発性骨腫瘍の犬における病的骨折に関連する因子;84症例(2007-2013年)

==アブストラクト===
目的:内科的に管理した犬の四肢の原発性骨腫瘍に関連する病的骨折の発生率を調べ、最終的な病的骨折に関連する可能性のあるX線診断時の潜在的なリスク因子を同定すること。

デザイン:回顧的症例シリーズ

動物:内科的に治療した原発性の長骨の腫瘍のある犬84頭

手順:X線検査の結果に基づき原発性の長骨の腫瘍と診断され、その後剖検で確認された犬の医療記録を再調査した。飼い主はペインクリニックでの治療を選んだ。臨床徴候、診断検査、病理学的初見、および転帰に関するデータが評価された。

結果:84頭の犬が組み入れ基準を満たし、85の肢が罹患した。骨肉腫が最も多い腫瘍であり、85中78(91.8%)の足で同定された。診断から安楽死までの中央期間は111日(範囲 28-447日)であった。病的骨折は85中33(38%)の肢で確認され、大腿骨での発生が最も多く(8/14[57.1%])、ついで脛骨(9/17[51.9%])、上腕骨(10/27[37%])、橈骨(5/25[20%])、尺骨(1/2[50%])であった。ロジスティック回帰分析により、橈骨以外の長骨から生じる腫瘍の最終的な骨折のオッズは橈骨の腫瘍よりも5.05多く、溶解性の腫瘍の最終的な骨折のオッズは分芽性または分芽-溶解混合性の腫瘍よりも3.22多かった。

結論と臨床的関連
:この結果は、橈骨の原発性骨腫瘍は骨折する可能性が低く、溶解性の腫瘍は骨折する可能性が高いことが示唆された。骨の痛みの集中的な管理方法によって治療された患者によるこの研究では、四肢の原発骨腫瘍によって二次的に生じた病的骨折の全体の発生率は、過去の報告と比較して高かった。
 

Schmidt, A. F., et al.
"Which dogs with appendicular osteosarcoma benefit most from chemotherapy after surgery? Results from an individual patient data meta-analysis."
 
Preventive veterinary medicine 125 (2016): 116-125.

PubMedリンク PMID:26796424
本文:無料公開あり(全文) 

タイトル
:どういった犬が四肢の骨肉腫の手術後の化学療法によりもっとも利益を得るか?個々の患者データのメタ分析による結果。

==アブストラクト===
骨肉腫は間葉由来の悪性腫瘍であり、骨芽細胞を産生する。予後は犬の間で異なることが予想されるため、我々は予測される死亡リスクによって特徴付けられる患者のサブグループによって治療を調整することができるかどうかを検討することを目的とした。この研究では、5つの非無作為化研究(400の被験者、そのうち88頭が5ヶ月の追跡期間で死亡)のサブセットを、過去に公表された20の研究の個別患者データのメタ分析から使用した。欠落したデータは観察された変数に依存しており、この依存性を修正するために振り分けられた。以前に発表された多変量予後モデルに基づき、5ヶ月での死亡リスクを予測した。その後、外科的に治療された犬において、研究指針のための変量切片を用いたロジスティック回帰モデルを用い、化学療法の有効性が5ヶ月の死亡リスクに依存するかどうかを検討した。潜在的な交絡因子の調整後、化学療法の主な影響は0.48(オッズ比)(95%信頼区間 0.30;0.78)。予測される5ヶ月の死亡リスクの相互作用による化学療法の試験は、予測されるリスクの上昇に伴い化学療法の効果が減少することを明らかにした;相互作用オッズ比3.41(107;10.84)。カルボプラチン 、シスプラチン、ドキソルビシン、およびドキソルビシン併用療法を、化学療法なしと個々に比較した結果は、重大さと方向性が類似していた。これらの結果は、化学療法の主な治療効果は必ずしもすべての患者に当てはまるとは限らないことを示している。

Frimberger, Angela E., Catherine M. Chan, and Antony S. Moore.
"Canine osteosarcoma treated by post-amputation sequential accelerated doxorubicin and carboplatin chemotherapy: 38 cases." 
Journal of the American Animal Hospital Association 52.3 (2016): 149-156.

PubMedリンク PMID:27008320
本文:無料公開なし

タイトル
:断脚後の順次加速的なドキソルビシンとカルボプラチン による化学療法により治療した犬の骨肉腫;38症例

==アブストラクト===
犬の四肢の骨肉腫は、獣医学における重要な臨床問題である。現在の標準治療は断脚とその後の化学療法を含み、それは転帰を改善するが、長期生存の割合は15-20%と依然として比較的低い。確立された予後因子には、血清ALPレベル、組織学的グレード、リンパ球数と単球数がある。我々は、薬剤強度を上げて転帰を改善することを目的に、活性薬剤として知られる薬剤をもとに、標準よりも治療間隔が短いがよく許容されると予期されるプロトコールを用いた。四肢の骨肉腫と診断され、断脚時には肺転移がなく、その後にこの化学療法プロトコールをうけた38頭の犬を回顧的に再調査した。中央生存期間は317日で、1および2年生存割合は43.2%と13.9%であった。毒性は他の標準用量のプロトコールでみられるものと同様で、5.2%の犬が合併症のために入院して支持療法で回復し、化学療法関連の死亡はなかった。血清ALPレベル(正常もしくは高値)(p=0.004)と、化学療法を完了したかどうか(P=0.001)は、多変量解析で生存期間に有意な影響を与えることがわかった。転帰は、この疾患の犬に対するほとんどの他の公表された化学療法プロトコールと、類似していた。

London, Cheryl A., et al.
"Impact of toceranib/piroxicam/cyclophosphamide maintenance therapy on outcome of dogs with appendicular osteosarcoma following amputation and carboplatin chemotherapy: a multi-institutional study." 
PLoS One 10.4 (2015): e0124889.

PubMedリンク PMID:25923466
本文:無料公開あり(全文

タイトル: 断脚とカルボプラチン化学療法後の四肢の骨肉腫の犬で、トセラニブ/ピロキシカム/シクロフォスファミドの維持療法が転帰に及ぼす影響:多施設研究

==アブストラクト===
背景
: シクロフォスファミド/ピロキシカムのメトロノーム療法にトセラニブを加えることは、 断脚とカルボプラチン化学療法後の四肢の骨肉腫の犬における無病期間と全生存期間を有意に改善するだろうという仮説を立てた。

方法と結果
:これは無作為化前向き臨床試験であり、断脚後にカルボプラチン化学療法(4回投与)をうけた肉眼的な転移病変のない骨肉腫の犬(n=126)で行われた。試験開始時に、化学療法を終了したのちに、ピロキシカム/シクロフォスファミドに加えトセラニブを用いる群と用いない群(いずれもn=63)に、無作為に分けられた。患者の集団統計では両群に有意な差はなかった。カルボプラチン化学療法中もしくは直後に、32頭(トセラニブ群n=13、対照群n=19)で転移病変が発症し、13頭が他の疾患もしくは飼い主の以降により研究から外れた。カルボプラチン化学療法ののち、81頭(トセラニブ群n=46、対照群n=35)がメトロノーム療法をうけ、35頭(トセラニブ群n=20、対照群n=15)が維持治療中に転移病変を発症し、26頭が他の疾患もしくは飼い主の意向により研究から外れた。トセラニブで治療された犬9頭と対照犬11頭が、断脚後1年間転移病変の証拠なしに試験を完了した。トセラニブで治療された犬は、対照犬よりも、下痢、好中球減少、および体重減少のエピソードをより多く経験したが、それらの毒性はグレードが低く、典型的に支持療法で解決した。治療に関連する有害事象について研究から外れた犬は、対照犬(n=1)に比べてトセラニブ治療をうけた犬(n=8)でより多かった。無病期間の中央値は、対照で215日、トセラニブ治療で233日であり(p=0.274)、全体生存期間は対象で242日、トセラニブ治療で318日であった(p=0.08)。1年生存率は、対象犬で35%、トセラニブ治療をうけた犬で38%であった。

結論
:断脚とカルボプラチン化学療法後の、ピロキシカム/シクロフォスファミドのメトロノーム療法へのトセラニブの追加は、骨肉腫の犬の無病期間、全生存期間、または1年生存率を改善させなかった。


==本文から===
資金提供:この研究の資金とトセラニブはzoetisによって提供された。
 

Laver, T., et al.
"Prospective evaluation of toceranib phosphate in metastatic canine osteosarcoma." 
Veterinary and comparative oncology (2017).

PubMedリンク PMID:28621057
本文:無料公開なし

タイトル: 犬の骨肉腫におけるリン酸トセラニブの前向き評価

==アブストラクト===
測定可能な転移のある犬の骨肉腫に対して効果のある治療は一般的に欠如している。予備的な回顧的研究では、測定可能な転移のある骨肉腫の犬の約50%が、トセラニブ治療により臨床的な利益(客観的な反応または臨床的に意義の高い病変の安定)を経験していることが示唆されいてる。この臨床試験の目的は、測定可能な肺転移のある骨肉腫の犬におけるトセラニブ治療に続く臨床的転帰を、前向きに評価することである。第二の目標は、血漿の血管内皮成長因子(VEGF)および循環制御性T細胞(Treg)のパーセンテージを測定することで、臨床的に有用な可能性のあるバイオマーカーを同定することである。

過去に断脚手術を受けた四肢の骨肉腫からの肺転移のある22頭の犬が、トセラニブによって前向きに治療された。有害事象は一般的であったが、大部分は低いグレードのものだった。9頭の犬が、病変の進行、生活の質の低下、もしくは飼い主が許容できないと感じた有害事象によって、反応を評価する8週間目よりも前に研究から脱落した。8週間目の疾患の進行の評価が可能であった患者では、3/17(17.6%)が維持病変であり、残りが進行病変であった。すべての患者の無病生存期間の中央値は57日(範囲 7-176日)であり、全生存期間の中央値は89日(範囲 7-574日)であった。血漿のVEGF濃度はトセラニブ治療後4週間で有意に上昇していたが、末梢血液中のTregのパーセンテージに変化はみられなかった。

全体として、この臨床試験の結果は、犬の転移性骨肉腫の単独療法としてトセラニブの使用を支持しない。


※企業関与・利益相反に関しては不明(本文読めないので) 

Kim, Changseok, et al.
"Retrospective evaluation of toceranib (Palladia) treatment for canine metastatic appendicular osteosarcoma." 
The Canadian veterinary journal= La revue veterinaire canadienne 58.10 (2017): 1059-1064.

PubMedリンク PMID:28966355
本文:無料公開なし

タイトル:犬の転移性四肢骨肉腫に対するトセラニブ(パラディア)の治療の回顧的な評価

==アブストラクト===
この回顧的研究では、トセラニブにより治療された肉眼的な肺転移のある四肢の骨肉腫の犬の転帰を評価することである。
肉眼的な肺転移のある骨肉腫の犬20頭の医療記録を再調査した。トセラニブの投与量と投与期間の中央値は、2.52mg/kg(範囲 2.12-2.72mg/kg)、60日(範囲 17-231日)であった。無進行生存期間と全生存期間の中央値は、36日(範囲 12-231日)と90日(範囲 17-433日)であった。臨床的有用率は10%(2/20;1頭が部分寛解、1頭が維持病変)であった。初発の肺結節の最長径が、無進行生存期間(p=0.01)と全生存期間(p=0.02)の両方に有意な影響を与えた。転移のある骨肉腫の犬の予後は不良であり、10%の犬のみがトセラニブによる臨床的な利益を示す。これらの結果はトセラニブは、肉眼的な肺転移のある骨肉腫の犬において転帰を改善しない可能性について示唆している。


※企業関与・利益相反は不明(本文読めないので)

 

Heikkilä, Helka M., et al.
"Assessing adverse effects of intra-articular botulinum toxin A in healthy Beagle dogs: A placebo-controlled, blinded, randomized trial."
 
PloS one 13.1 (2018): e0191043.

PubMedリンク PMID:29320549
本文:無料公開あり(全文

タイトル:健康なビーグル犬における関節内ボツリヌストキシンAの副作用の評価:プラセボ対照、盲検無作為化試験。

==アブストラクト===
目的:犬におけるボツリヌストキシンAの関節内注射の臨床的、細胞学的、および組織学的な副作用を調べ、注射後にトキシンが関節から広がるかどうかを調べること。

方法
:縦断型、プレセボ対照、無作為化臨床試験を、6頭の健康な実験ビーグル犬で行なった。膝関節に、30IUのオナボツリヌストキシンAもしくはプラセボを、1:1の比率で無作為化して投与した。注射後12週間の間に検査ごとに異なる時点で、注射された肢の動的および静的な体重負荷の評価、関節の痛みのない可動域と触診による痛みの評価、 および滑液分析、神経学的検査、電気生理学的記録、によって副作用とトキシンの広がりを調べた。犬は安楽死され、剖検され、関節構造と隣接する筋肉および神経の病理組織学的検査が行われた。

結果:関節内ボツリヌストキシンAは、局所の虚弱もしくは注射部位の痛みのいずれも引き起こさなかった。代わりに、膝関節の静止時体重負荷と痛みのない可動範囲は、プラセボ群の肢で減少した。関節内ボツリヌストキシンAに関連した臨床的に重要な異常は、神経学的検査で検出されなかった。電気生理学的記録では、ボツリヌストキシンAの注射した肢において2頭の犬で複合的な筋活動の低さが示された。滑液においては、有意な変化は検出されなかった。剖検および関節と隣接する筋肉および神経の病理組織学的検査では、トキシンによる病理組織学的な副作用は明らかなにはされなかった。

結論
:関節内ボツリヌストキシンAは、健康な犬では臨床的、細胞学的、病理組織学的に有意な副作用を起こさない。電気生理学的記録に基づくと、トキシンは関節から広がる可能性があるが、 臨床的な影響は低いようである。

Heikkilä, H. M., et al.
"Intra-articular botulinum toxin A for the treatment of osteoarthritic joint pain in dogs: a randomized, double-blinded, placebo-controlled clinical trial." 
The Veterinary Journal 200.1 (2014): 162-169.

PubMedリンク PMID:24675370
本文:googlescholarからreseachgateで入手可能(全文) 

タイトル
:犬における骨関節炎の関節痛の治療のためのボツリヌストキシンAの関節内注射:無作為化二重盲検プラセボ対照臨床試験

==アブストラクト===
この研究の目的は、犬の骨関節炎の関節痛の治療のための 治療のためのボツリヌストキシンA関節内注射の有効性を調べることである。

研究はプラセボ対照、無作為化二重盲検、並行群間臨床試験として、12週間の追跡期間で行われた。膝関節、股関節、または肘関節の骨関節炎のために慢性の跛行のある36頭の犬を、ボツリヌストキシンAの30IUの注射とプラセボとに無作為化された。主なアウトカム変数は、力台とヘルシンキ慢性疼痛指数(HCPI)により測定した垂直インパルスと最大垂直力とした。主観的な疼痛スコアとレスキュー鎮痛療法の必要性を二次変数とした。治療への反応は、ベースラインから各試験週までの変化として評価した。変数は反復測定でANOVAによって分析し、P≦0.05の場合に統計的に有意であるとみなした。

垂直インパルス、最大垂直力、およびヘルシンキ慢性疼痛スコアにおいて、ベースラインから12週までの統計的に有意な改善が、治療群でみられた(p=0.001、p=0.054、p=0.053)。さらに、ベースラインから2週間、4週間、8週間における垂直インパルスの統計的に有意な改善が治療群でみられた(p=0.037、p=0.016、p=0.016)。垂直インパルスの改善におけるグループ間の差は、ベースラインから12週間で統計学的に有意であった。いずれのグループでも、主観的疼痛スケール、もしくは
レスキュー鎮痛療法の必要性について有意な変化はなかった。試験プロトコルに関連すると考えらる重大な有害事象は検出されなかった。

これらの結果は、ボツリヌストキシンAの関節内注射は、犬の骨関節炎の痛みの軽減における有効性がいくらかあることを示している。

Fahie, Maria A., et al.
"A randomized controlled trial of the efficacy of autologous platelet therapy for the treatment of osteoarthritis in dogs." 
Journal of the American Veterinary Medical Association 243.9 (2013): 1291-1297.

PubMedリンク PMID:24134578
本文:googlescholar経由で入手可能(全文) 

タイトル:犬の骨関節炎の治療のための自己血小板療法の効果の無作為化比較試験

==アブストラクト===
目的:犬の骨関節炎の治療のための自己血小板濃縮物の単一の関節内注射の効果を調べること。

デザイン:無作為化、対照、2中心、臨床試験。

動物:単一の骨関節炎のある家庭飼育犬20頭

方法:犬は無作為に治療群と対照群に割り当てられた。ずべての犬で、跛行と疼痛の重症度を、飼い主がハドソン視覚アナログスケールおよびペンシルバニア犬簡易疼痛調査票によってスコア化し、最大垂直力を力台によって決定した。治療群の犬では、鎮静をかけた後に、血液サンプル(55ml)を採取した。血小板はpoint-of -useフィルターによって回収し、30分以内に関節内に注射した。対照の犬は鎮静をかけ、生理食塩水の関節内注射を行なった。血小板もしくは生理食塩水の注射のあと、12週間で再評価を行なった。

結果:犬の体重は18.3kgから63.9kg(40.3 lb-140.6 lb)の間であり、年齢は1.5歳から8歳であった。対照の犬では、跛行スコア、疼痛スコア、最大垂直力は12週間に時点で治療前の値と有意な差がなかった。一方、血小板の注射をうけた犬では、跛行スコア(中央スコアとして55%減少)、疼痛スコア(中央スコアとして53%減少)、最大垂直力(平均値として12%上昇)が、治療前の値と比較して有意に改善した。

結論と臨床的関連
:結果は、自己血小板の単一の関節内注射は、単一の骨関節炎の犬において12週間で有意な結果をもたさすことを示唆した。
 

Carapeba, Gabriel OL, et al.
"Intra-Articular hyaluronic acid compared to traditional conservative treatment in dogs with osteoarthritis associated with hip dysplasia." 
Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine 2016 (2016).

PubMedリンク PMID:27847523
本文:無料公開あり(全文) 

タイトル
:股間形成不全に関連した骨関節炎の犬における関節内ヒアルロン酸と伝統的な保存療法の比較。

==アブストラクト===
この研究の目的は、股関節形成不全によりおこった骨関節炎の犬において、関節内ヒアルロン酸注射と従来の保存療法の有効性を比較することである。

16頭の犬が2つのグループに分けられた:ヒアルロン酸群;ヒアルロン酸(5-10mg)を関節内注射、対照群;生理食塩水(0.5-1.0ml)を関節内注射と経口栄養補助食品(750-1000mg,12時間毎,90日間)およびカルプロフェン(2.2mg/kg,12時間毎,15日間)による従来の保存療法を併用。すべての犬は、5つの機会に獣医師による評価をうけ、同じ時に飼い主が評価フォーム(HCPIとCPBI)を完成させた。対応のないt検定、ANOVA、およびTukey検定を用いてデータを解析した(p<0.05)。

ベースラインと比較して、どちらのグループでも90日間にわたり獣医師評価、HCPI、CPBIで低いスコアであった(p<0.001)。ヒアルロン酸群では、対照群と比較して、15-90日のCBPIおよび60-90日の獣医師評価で、より低いスコアを示した。

どちらの治療も、股関節骨関節炎に関連した臨床徴候を減少させた。しかし、関節内ヒアルロン酸注射でより良い結果が達成できた。

 

Kitshoff, Adriaan Mynhardt, et al. 
"A retrospective study of 109 dogs with mandibular fractures." 
Vet Comp Orthop Traumatol. (2013).

PubMedリンク PMID:23111902
本文:googlesholar経由で入手可能(全文) 

タイトル:下顎骨折の犬109頭の回顧的研究

==アブストラクト===
目的:南アフリカの小動物紹介センターに下顎骨折で来院した犬の患者因子と骨折携帯について調べること

方法:下顎骨折のある犬の年齢、性別、品種、および病因に関する患者データを記録した。骨折は、術前のX線検査の評価によって、解剖学的な部位、変位、骨折のタイプ、骨折線の方向、歯周病理、および骨折線上に歯が存在するかどうか、にしたがって分類された。臨床的な観察によって骨折が解放か閉鎖かを示した。

結果:全部で109頭の犬の135の下顎骨折が、この研究に組み入れれらた。小型犬と8ヶ月齢以下の犬が好発(102/109頭)であった。この研究では犬のけんかが最も多い原因(68/109)であった。大臼歯領域が最も多い罹患部位(56/135)であった。X線検査による評価で、横骨折で(73/135)、比較的不安定で(116/135)、転位骨折(112/135)が多いことが明らかになった。 大部分の骨折は骨折線に歯を巻き込んでおり(100/135)、第一大臼歯が頻繁であった(54/135)。骨折の大部分は開放であった(104/135)。

臨床的重要性
:この研究で得られた結果は、下顎骨折の修復手技の生物力学的研究における患者と骨折の形態洗濯の指針として使用できる可能性がある。この患者集団のスクリーニングは、南アフリカにおける下顎骨折の修復の新たな治療選択肢の探索を促すかもしれない。

Lopes, Fernanda M., et al.
"Oral fractures in dogs of Brazil—a retrospective study." 
Journal of veterinary dentistry 22.2 (2005): 86-90.

PubMedリンク PMID:16149386
本文:googlescholarからresearchgateで入手可能(全文) 

タイトル
:ブラジルの犬における口腔の骨折;後ろ向き研究

==アブストラクト===
121の下顎骨折と21の上顎骨折のある100頭の犬で回顧的研究を行なった。犬のけんか(43.0%)と交通事故(12.0%) が最も多い骨折の原因であった。23.0%は骨折の原因が不明で、13.0%では病的骨折であった。若い犬(1歳未満)と8歳以上の犬が最も多く罹患した。下顎骨折は90頭(90%)の犬で起こり、2頭(2.2%)は上顎骨折も併発していた。大臼歯部(47.1%)が、下顎骨折で最も多い罹患部位であり、次いで下顎結合部・傍結合部(30.6%)、小臼歯部(17.4%)、角突起(4.1%)、および垂直枝(0.8%)であった。下顎部の骨折では、下顎第一大臼歯(85.9%)が巻き込まれることが多く、
下顎結合部・傍結合部の骨折の67.5%では犬歯が巻き込まれた。上顎の骨折で最も多いのは上顎骨(52.4%)であり、次いで切歯(33.3%)、口蓋骨(9.5%)、鼻骨(4.8%)であった。

 

Gunew, Marcus N., Victor H. Menrath, and Rhett D. Marshall.
"Long-term safety, efficacy and palatability of oral meloxicam at 0.01–0.03 mg/kg for treatment of osteoarthritic pain in cats." 
Journal of Feline Medicine and Surgery 10.3 (2008): 235-241.

PubMedリンク PMID:18440263
本文:google scholar経由で入手可能(PDF) 

タイトル
:猫の変形性関節症の痛みの治療における経口メロキシカム0.01-0.03mg/kgの長期の安全性、有効性、嗜好性

==アブストラクト===
 変形性関節症は慢性で痛みのある病態であり、猫の大きな集団での罹患が新たに認識されている。非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)は犬と猫で有効性があるが、猫のこうした病態での長期管理におけるNSAIDsの使用のデータは限られた発表しかない。この前向き研究の目的は、猫に0.01-0.03mg/kg 毎日投与を行なった際の経口のメロキシカムの安全性と嗜好性と、変形性関節症の痛みの治療の有効性についてを評価することである。
 変形性関節症と診断された40頭の猫がこの試験を完了し、平均の治療期間は5.8ヶ月であった。2/46頭(4%)でみられた胃腸障害が唯一の有害事象であった。この研究の猫では腎機能に有害な作用は検出されなかった。飼い主による主観的な治療効果の評価では34/40頭(85%)で良いまたは大変良いであった。
 この研究の結果により経口のメロキシカムは、変形性関節症の猫に食事と一緒に0.01-0.03mg/kgで投与したときに安全で嗜好性の高い長期的な治療であることが示された。


==本文から=== 
 企業関与:
Boehringer Ingelheim Vetmedica Australiaからの資金提供あり


==訳者コメント===
本文が読めるからまあいいのですが、アブストラクトで研究デザインや方法をもう少しちゃんと書いて欲しいです。

 

Shaughnessy, Magen L., et al.
"Clinical features and pathological joint changes in dogs with erosive immune-mediated polyarthritis: 13 cases (2004–2012)." 
Journal of the American Veterinary Medical Association 249.10 (2016): 1156-1164.

PubMedリンク
本文:無料公開あり(PDF

==アブストラクト===
目的:びらん性免疫介在性多発性関節炎(IMPA)の犬の臨床的特徴と病理学的な関節の変化を評価すること。

デザイン:回顧的症例シリーズ

動物: びらん性IMPAの犬13頭と非びらん性IMPAの犬66頭

手順:獣医教育病院の医療記録データベースを再調査し、2004年10月から2012年11月に検査されたIMPAの犬が同定された。IMPAに罹患した犬それぞれに対して、シグナルメント、診断検査の結果、レントゲン所見、投与された治療についてを医療記録から抽出した。 複数の関節で骨の融解がレントゲンで明らかになった場合にびらん性IMPAと分類され、それらの犬の記述的なデータが作成された。全ての利用可能な関節液の検体の塗抹が細胞学的評価が行われた。関節液の総有核細胞数と白血球分画を推定し、びらん性IMPAの犬と非びらん性IMPAの犬との間で比較された。

結果:79頭中13頭(16%)がびらん性IMPAであった。びらん性IMPAの犬の年齢の中央値± SDは7.1±2.4歳であり、体重の中央値は8.3±3.4kgであった。13頭すべてで手根関節にびらん性の病変があった。推定された関節液中のリンパ球数の中央値は、非びらん性IMPAの犬に比べて、びらん性関節炎の犬で有意に多かった。全ての犬が免疫抑制療法を受けており、レフルノミド(n=9)、プレドニゾロン(n=3)、プレドニゾロンーアザチオプリン(n=1)であった。

結論と臨床的関連
:この結果はびらん性IMPAは、中年齢の小型犬の手根関節が最もよく罹患することを示した。さらなる遺伝子分析とリンパ球のサブセットの解析が、びらん性IMPAの犬で正当化される。 

Hillström, Anna, et al.
"Measurement of serum C-reactive protein concentration for discriminating between suppurative arthritis and osteoarthritis in dogs."
 
BMC veterinary research 12.1 (2016): 240.

PubMedリンク
本文:無料公開(PDF

==アブストラクト===
背景
:関節の痛みをもつ犬で、関節液内への好中球の浸出を特徴とする化膿性関節炎なのか否かを決定することは重要であり、それは診断検査と治療に影響を与える。この研究の目的は血清C反応性蛋白(CRP)濃度が、化膿性関節炎の犬と変形性関節症(OA)の犬との識別に利用できるかどうかを評価することである。さらに、関節疾患の犬と健康な犬で、血清および関節液のインターロイキン(IL)6濃度を測定し、血清CRP濃度との相関をみる。

方法
:関節の痛みのある犬が前向きに登録され、関節液検査とレントゲンまたは関節鏡による所見をもとに、化膿性関節炎または変形性関節症に分類された。健康なビーグルが対照群として登録された。CRPとIL-6濃度が犬特異的イムノアッセイで測定された。化膿性関節炎の犬と変形性関節症の犬を識別におけるCRPの性能を、すでに確率されているCRPの臨床決定限界(20mg/l)を用いて、ROC曲線とロジスティック回帰分析によって評価した。グループ間のCRPとIL-6濃度の比較は、t検定とスピアマン順位相関係数による相関を用いて行った。 

結果
:検体は31頭の化膿性関節炎の犬、34頭の変形性関節症の犬、17頭の健康な犬から得られた。関節疾患をもつ65頭中62頭がCRPの臨床決定限界を用いて正確に分類された。ROC曲線の評価と回帰分析はCRP濃度が化膿性関節炎と変形性関節症を識別し得ることを示した。化膿性関節炎の犬は、変形性関節症の犬に比べて血清CRP濃度と関節液のIL-6濃度が高かった(p<0.001)。変形性関節症の犬では、健康な犬と比較して関節液のIL-6濃度は高かったが(p<0.001)、血清CRP濃度(p=0.29)または血清IL-6濃度(p=0.07)は高くなかった。関節液のIL-6と血清CRP濃度(rs=0.733, p<0.001)および血清IL-6と血清CRP濃度(rs=0.729、p<0.001)には正の相関があった。

結論
:CRP濃度は化膿性関節炎の犬と変形性関節症の犬を良く識別することがわかった。 

(訳者注;CRPの濃度は日本で一般に利用されている単位(mg/dl)とは異なる点に注意。つまりここでのカットオフは日本の単位だと2.0mg/dl) 

==本文から===
  • スウェーデン農業科学大学
  • 2012-2013年
  • 組み入れ基準:身体検査で一つ以上の関節の痛み、診断もしくは治療を目的として関節穿刺、関節鏡または関節切開を実施。
  • 除外基準:妊娠、4週間以内のステロイドの投与
  • 関節駅のサンプルは痛みのある関節1-4ヶ所から無菌的に採取(治療の介入前)

疾患状態の分類基準
  • 化膿性関節炎:関節液の有核細胞数>5000/μl、好中球が30%以上、病的な出血なし
  • 正確な細胞数のカウントが不明な場合、細胞数が中程度から顕著に増加していた場合とする
  • 変形性関節症:関節液の有核細胞数≦3000/μl、好中球が10%以下、病的な出血なし
  • 正確な細胞数のカウントが不明な場合、細胞数が低いから軽度に増加していた場合とする
  • どちらにも当てはまら場合は分けて報告

結果
  •  76頭が組み入れられたが、11頭が除外(ステロイド治療(1)、参照検査の未実施(3)、どちらの疾患にも分類されず(7))
  • 化膿性関節炎31頭、変形性関節症34頭



==訳者コメント==
  • 有核細胞数が>3000、<5000、好中球の割合が>10%、<30%の症例が除外されている点に注意です。こうしたグレーゾーンを排除する方法は診断性能を高く評価してしまう傾向にあります(スペクトラムバイアス)。
  • この研究では関節の痛みのある犬を対象としていますが、関節の痛みが明瞭でなく他の症状で受診する多発性関節炎の犬も結構多い印象です。

 

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